倉敷商工会議所・・・支援機関
簡単に自己紹介をお願いします。
私は岡山市出身で、倉敷商工会議所に就職して22年になります。これまで中小企業相談所の経営指導員として、創業計画書の作成支援、創業資金の調達支援(融資)、創業補助金などの各種支援制度に関する情報提供や申請支援、創業後の経営支援等に携わってきました。補助金申請の締め切りや、確定申告の時期はとても忙しいのですが、休みの日は大好きな映画鑑賞や読書で英気を養っています。
KVOとの関わりは?
くらしき創業サポートセンターができてから、色んな相談案件について連携しています。商工会議所には、「どこかいい開業場所はないか?」といった問い合わせもあります。業種等の要件があえば、ベンチャーオフィスを紹介しています。
またKVOに入居されている企業さんにも、商工会議所の利用方法や支援メニューをご紹介しているので、うまく活用していただいています。補助金申請のケースでは、連携を取りながら事業計画書のブラッシュアップを行い、無事採択につながった例もいくつかあります。
KVOとの連携で役に立ったことがありますか?
やはり同じ倉敷市内で創業支援を行っているので、相互に情報交換できることが大きなメリットです。KVOの入居者から専門分野について相談があったときは、会議所の専門家派遣制度を活用いただき喜んでいただきました。
KVOでも一般の相談者に対して会議所の支援制度をPRしてくれていますので、互いに支援の幅を広げることができています。
これから創業する人へのメッセージをお願いします。
まずヒトについて・・・やはり一番身近な人である『家族の理解と応援』は必須だと思います。
次にカネについて・・・思い付きではなく、しっかり計画をたてて準備しておく必要があります。創業するのに、自己資金がほとんどない状況では、金融機関や取引先もなかなか相手にしてくれません。
それから、タイミングについて・・・退職して創業を検討している方もあると思いますが、必ず退職前に支援機関へ相談してほしいと思います。第三者の目で計画を評価してもらい、きちんとビジネスモデルができているかを確認した上で始める必要があります。創業前は、誰しも思いが先行して、回りが見えにくくなるもの。後悔は先に立ちません・・・
今後の創業支援について、思いをお聞かせください。
創業者の希望がかなうよう、事業が実現可能となるよう、これからも会議所一同、全力で支援させていただきます!いつでも、何度でも、お気軽に、倉敷商工会議所にご相談ください。
矢部憲彦さん
その他の応援メッセージ
KVOに関係する方々にインキュベーションマネージャーがインタビューしました。
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