KVO Kurashiki Venture Office

黒田直樹税理士・公認会計士事務所・・・卒業企業

事業内容と貴社のセールスポイントを教えてください。

経営理念、社訓等とそれを定めた思いを聞かせてください。

• ①サービス業であることを常に意識する
• ②税務・会計にとどまらず、クライアント様の意思決定に有用な情報を提供する
• ③クライアント様の業績向上のための施策を積極的に提案する

の３点です。

今後のビジョン(10年後になりたい姿)は？

岡山県内で満足度・信頼度No.1の会計事務所になる。

岡山・倉敷の税理士・公認会計士といえば『黒田』と言われるぐらい満足度・信頼度を上げていきたいと考えています。
ただ単に売上等の規模を追い求めるのではなく、お客様の満足度・信頼度No.1を目指します。

創業するまでの経歴、経験を聞かせてください。

倉敷南高校出身で、中学時代から野球や陸上で体を鍛えました。岡大の経済学部を卒業後、システムエンジニアとして勤務。しかし一念発起して退職後公認会計士試験にチャレンジし、平成18年に公認会計士の資格をとりました。

監査法人トーマツ（現：有限責任監査法人トーマツ）に入所後は、岡山・東京で9年間、製造業、小売業、金融業等幅広い業種の法定監査業務を担当したほか、株式上場準備やベンチャー企業支援、各種セミナー講師なども経験しました。また、平成25年からは岡山大学社会文化学科研究科博士課程の非常勤講師として監査実務の特殊講義（全16コマ）を担当しています。

そして先日、有限責任監査法人トーマツを退職し念願の独立。『黒田直樹税理士・公認会計士事務所』を平成27年10月１日付けで設立しました。

創業するきっかけは？

なんと言っても『地元倉敷への貢献』です。監査法人で積んだ経験、実績を地元の企業様のお役に立てるには、一番油がのっている40歳までにと思っていました。新しい企業の立ち上げから上場まで、企業の成長の過程に応じたサポートをすることで、地域の発展と雇用の拡大の力になりたいと熱く思っています。

創業までと創業後の苦労話、工夫話を聞かせてください。

当面は、１人での営業となるため、何から何まで全て１人でやらなければならないのは非常に苦労しています。

事業の今の様子は？

開業直後なので、人脈形成をかねて挨拶回りに力を入れました。会計士の先輩、地元の金融機関や中小企業支援機関、前職からお付き合いのあった企業様などをまわり、早速数件の仕事をいただくことができました。上場支援や大手監査法人での経験や人脈が大きな強み、アピールになったように思います。

日頃気を付けていることは何ですか？

一社会人として当然の事ですが、時間を守る、約束を守る、相手の立場に立って物事を考える（相手がどうすれば喜んでくれるのかを考える）ということは常に心掛けています。

今後の課題は何ですか？（経営資源、ビジネスモデルやマーケティング等）

やはり『ヒト』。事務所運営をサポートしてくれる人材を確保することです。

これから創業する人達へのメッセージをお願いします。

創業したばかりで偉そうなことは言えませんが、創業にかける想いがどれほど強いかが、成否を分けると思います。強い想いがあれば、創業前にしっかりと準備をすると思いますし、創業後に困難に直面しても必死で乗り切る術を考えると思います。
強い想いを持って、一緒に地元倉敷を盛り上げましょう！

KVOで事業を行うメリット、デメリットをお聞かせください。

最大のメリットはやはり、家賃負担が少ないことです。創業時には様々な固定費が必要となりますので、この点は非常に大きいと思います。

また、創業期は特に色々な悩み事がありますが、インキュベーション・マネージャーにすぐに相談出来ることも大きなメリットだと思います。迅速に、親身になって相談に乗って頂けるので非常に助かっています。

さらに、様々な業種の方が入居されており、自分とは全く違う発想を持っているところに日々発見があります。これも大きなメリットだと思います。

デメリットは、駐車場がない（少し遠い）ところです。ただ、他のメリットを考えると今のところそれほど苦にはなりません。

その他アピールしたいこと、伝えたいことがあれば・・・

税理士・公認会計士としては比較的若いので、新規創業や世代交代等で年代の近い方は特にコミュニケーションを取りやすいと思います。専門家としての豊富な経験、確固たるキャリアはありますので、安心してご相談下さい。