Ricca(リッカ)・・・創業相談・起業塾受講者
店名とお名前をお聞かせください。
園芸店『Ricca』(リッカ)代表、河村和也です。
KVOとの関わりは?
独立開業を考えていたとき、親戚からKVOのことを聞き、まず相談に行ってみました。丁度起業塾が始まる前だったので起業塾にも参加し、起業のイロハから学ばせてもらいました。
創業の時期、場所は?
2015年7月4日、総社市地頭片山65-2で、植物小売販売店『Ricca』を開店しました。
私は生まれも育ちも倉敷市です。市内でまず物件を探しましたが、条件にあう所がなかなか見つからず困っていました。しかし知人のツテでお隣の総社市にいい物件を紹介されたので、開業することにしました。住宅地の中ですが、駐車スペースもゆったりとした所です。開店前にはできるだけ自分たちで内外装の手直しをしたのですが、結構お洒落な店ができたと思っています。
現状(主な商圏・お客さん、ウリの商品・サービス等)についてお聞かせください。
商圏は、総社市・倉敷市の30代~60代の女性を、メインの商品は、厳選した植物、園芸雑貨、陶器鉢です。また独自のサービスとして、寄せ植えの代行サービスや花壇植え込み相談等も行っています。
近くに大手の競合店もあるのですが、小規模店ならではのユニークな品揃えや、オリジナル小物、寄せ植えサービス等が好評です。特に寄せ植えサービスは、大型店ではやってないため、「自分ではどんな組み合わせがいいのかわからない。」、「なかなかお洒落に植えられない。」、「自分で植えてもすぐ枯れてしまう・・・」といったお客さんには大変喜んでいただいています。
近隣の若いお母さん方もSNS等を使って口コミでお店のことをPRしてくれました。また近くにある異業種の店主さんたちも応援してくださり、イベント出店に誘ってくれることもあります。
これからも他店とは違う品揃えやサービスで、地元の人に喜んでもらい、その人達から情報発信してもらえるような店をめざしたいと思います。
KVOを利用して役に立ったことは?
まず、色々な起業に向けた工程の中でわからないこと、初めてのことに細かく相談に乗ってもらえることです。私自身学校を卒業して、老舗園芸店で経験を積んできましたが、ずっとサラリーマンだったので、事業を始めるには、どんな手続や準備が必要なのか、創業計画とはどのように立てたらよいのかといったことを全く知りませんでした。KVOや起業塾で基礎的なことを学ぶことができ、本当に助かりました。
またKVOから、創業融資について政策金融公庫を紹介してもらい、さらに公庫さんからは地元の商工会を紹介してもらったおかげで、当初の資金調達がスムーズに行きました。KVOだけで終わるのではなく、関連する支援機関や補助金などの情報を教えてもらえたこともとても役立ちました。
今後創業する人へのメッセージ(苦労話、工夫話、ああしておけば良かった、あれには注意して等)があればお聞かせください。
創業計画は早め早めに立てなければなりません。しかし、いざ始まったらあまり余裕を持たせず、「きついな」と思うぐらいのスケジュールが、私の場合は「よかったかな」と思いました。
それから創業を支援してくれる地元の機関、私の場合はKVO、公庫、商工会等をぜひとも有効活用されるべきと思います。公的な機関なので安心ですし、相談の費用もかかりません。サラリーマン時代には関わりがないところですが、事業をする人にとっては、本当に心強い応援団になってくれます。
将来の夢を聞かせてください。
創業時に描いていたサービス、ガーデンで、まだできていないことをひとつひとつ確実に実現していきたいと思います。お客様が今なにを欲しがっているのかをきちんと把握し、ニーズを先取りするような提案をしっかりしていきたいです。それがお客様の満足につながれるよう頑張ります。
河村和也さん
その他の応援メッセージ
KVOに関係する方々にインキュベーションマネージャーがインタビューしました。
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